斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

己の枠

己の枠を取り払う。昨日の稽古の時、師範に口頭試問をして頂いた。 その時の私の回答は底の浅い回答となっていた。 その時指摘された一つが、「枠」についてである。 自分の中で知らず知らずに限界を決め、その枠から飛び出す事を止めていたようである。 確…

必死さ

言葉にうまく纏められないがいつものように面前で剣を振った後に、師範から「どうだったか?」と自己評価を 聞かれた。私は振っていた状況を反芻し率直に伝えたが、その説明が理屈に縛られすぎていた ようだ。 真に迫るような一閃を私はまだ出しきれていない…

美術館巡り(主に刀剣)

先週末、静嘉堂の「武家文化の輝き」と国立美術館の「細川家の至宝」を見てきたが、 思わず展示作品に魅入ってしまった。私は用語とか覚えるのが苦手なので感覚で観ていたが、刀は何時間見ても飽きない。光の加減や角度によるものだと思うが、刃文が幾重にも…

ただ放つ

ただ眼前の斬ることにのみ集中し、後は己を放つ。 こんなイメージで刀を振ると会心を得られるようになった。 ただ放つ 今日は横浜道場の為か気合いが平時よりのっていた、やはり真剣を持ちその重さを実感した後では其処に込めることが出来る意思が変わる 本…

真剣を手にして

昨日は真剣と一体感を少し感じれた一日久しぶりに刀を稽古時に使用したが手によく馴染み非常に振り易く感じた。 初めて振った時ははただ重く、自分が振り回されていた。だが、昨日の稽古では振り回される事は少なく時間が経過していくにつれて一体感を得られ…

初回

武徳院にて、居合の稽古中に感じた気づきなどを記録していく予定。居合を始めたきっかけは、自分自身を鑑みる為なので、自己についての 備忘録的なものにしていく事になります。