斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

ライバルはところ構わず

前回の話の続きです。

前回、TEDの動画で12歳のアプリデベロッパーを紹介しましたが、個人的に子供たちがアプリなどの開発の仕事をやっていくこと自体は別に特別とは思いません。

ただ、お金とか法律とかそのた諸々で大変でしょうが、そこをクリアできればネットに繋がるパソコンがあって、キーボードでコードを打てればシステムを作る土台は既に出来上がっているので、あとはやるかやらないかの問題になりますからね。

それに、僕たちの世代(大体30代前半)でもお金にはしにくかったとは思いますが同じようMSXでゲーム開発(昔はそんな雑誌があったのですよ)をしていたりするので、この流れは本当に普通になってくると思います。

ネットで作成したアプリを実際どんな人が作ったかというのは重要な事ではなく、そのアプリを使って何が出来るかが明確であれば、作り手は人種、性別、年齢、関係なく評価されます。

このようなネットを使ってビジネスをする状況は10年前から変わってないと僕は感じますが、それを取り巻く環境がどんどん便利になっているため、今では開発をする事についても相当敷居が低くなっているのは確かだと思います。

まだ現状では、ハローワークいってもIT系の職は結構ありますが、それも長く続かないかもしれません。

いちようITエンジニアの人材は不足しているので、募集は多いのですが単価は以前に比べて落ちています。

単純な作業であれば、わざわざ外注にすら頼む意味もないですね。
知っていれば、「その作業でその金額払わせるの?」と思う事もしばしばです。

Mac系の開発であればXcodeを立ち上げる事でスタートする環境は出来上がるのであとは、デベロッパープログラムに参加していれば作ったものを公開できます。

それにまだ絶賛開発中のようですがmRubyを使えばRubyのコードを利用してアプリ開発出来てしまうのですからさらに敷居が低くなっていきますので、エンジニアは一つの事だけ知っていればいいという状況ではなくなってきていると感じます。


次回は、そんな危機感を持っている僕が一体何をしてきたかという話をする予定です。

今回はここまでです。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。