斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

◆Unixの哲学

無駄を省く その3

その1 その2より実際に無駄を省くにはどうすれば良いかといえば、ボトムアップで構築していく方法が一番手っ取り早いと思います。必要になったら作る。その作ったものは常に流用出来るように作る。必要になればその流用したものを使う。こういう事をコツコ…

無駄を省く その2

その1よりこの考え方で流用できるのは、何もシステムだけでは無いと思います。組織にしたって、動作にしたって無駄なものは無いにこした事はないですよね。最初はシンプルなものでも、更新や修正を加えるうちに複雑になってしまうのは仕方ないのですが、あ…

無駄を省く その1

前回の「技術に振り回されない為に」 その1 その2 その3 その4 より続きます。今回から、以前上げた9つ其々のテーマに関連した話を少しずつ記事にしていきます。Unixの哲学 1.小さいものは美しい。 2.各プログラムが一つのことをうまくやるようにせ…

技術に振り回されない為に その4

その1 その2 その3 より続きます。 実際にこういった哲学を利用しながらシステムを考えていく事で指針を立てる事が出来ますので、その現場の設計がどういった所に問題があるか逆算する事が出来るようになります。方向性さえ押さえていけば、道に外れても…

技術に振り回されない為に その3

その1 その2 の続きです。こういった考え方が必要な理由について、僕なりの考え方になりますが一番分かり易いところで、これは既に成功事例なのですね。失敗から学ぶという人はたまにいますが、統計的にみると「成功した人が成功する確率」と「失敗した後…

技術に振り回されない為に その2

その1よりここで紹介をした考え方は現在でも「5番の単純なテキストファイルにデータを格納せよ。」以外は通用すると僕は考えています。5番だけは特殊な事例が発生すると出来ないですからね。 これについては今後取り扱いますが、ここでお伝えしたいのは基…

技術に振り回されない為に その1

エンジニアを職にしていると、「そんなのツールにしなくてもシェルで良いんじゃないのかな?」とか「わざわざ仰々しくパッケージにしなくても良いんでないか?」といった事を考える機会が多くあります。多分ツール化とか仰々しく看板立てておけばお金にしや…

楽になっているはずなのに大変になっている?

昨日に引き続き環境構築中に感じた事ですが、色々世の中便利なものが増えている「ような気がする」のですが、実際にその便利は使いこなせた人しか手に入れる事が出来ないのが現状ではないかな?というのもrailsもそうなのですが、これ以上に便利なはずの言語…

改めて実感したインフラ構築の難しさ

自分のPC内で同じ事できないか今環境構築している際に気づいた事について、railsなどのようなフレームワークを使った開発は大分効率的である事は確かではあります。昨日の記事にした、ズルいデザインテクニックにしたって、railsの環境についてきちんと構築…

IT剣士流エンジニアリングのすすめ 使い回ししよう。

昔の技術は今では通用しないかというと、そうでも無かったりします。 特にインフラ側はシェル組めれば結構楽が出来ますね。今僕たちのやっている開発手法の基礎とか言語も20年以上前のものからバージョンアップさせて使い続けているものが多かったりします…

IT剣士流エンジニアリングのすすめ  エンジニアの供給が足りていない理由

前回の続きです。供給が足りていない理由について、前回の話ではそもそも教育しているところが少ないというところを書かせて頂きました。プログラムについては、教えているところっていうのは多いのですが、インフラは趣味の延長線場にあるという状況ですね…

IT剣士流エンジニアリングのすすめ インフラエンジニアは人材不足?

今回は僕のスキルセットについて僕の経験則を交えつつお話します。インフラエンジニアという言葉が使われ始めたのは多分ココ4、5年くらいのような気がしなくもないですが、やっている事はネットワークとサーバの設計/構築/運用/保守というような仕事で…

しあわせなシステム作り

前回の続きです。 エンジニアなので効率を求める事は悪いとは思いません。ただ、そこに人間性が一切は入り込む余地がない場合、どうなるかという事は常に頭に入れておくべきだと思いますね。とりあえず、世の中の出回っているサービスを見ていると、コピーし…

システムエンジニアってなぁに? 

そう言えば、システムエンジニアってどんな仕事ですか?って聞かれる事がたまにあります。これについて僕なりの答えは、「人から職を奪う仕事」と答える時がありますね。この回答をする場合はその人の職は僕によって奪われない人限定なんだけどね。しかし、…

IT剣士流社内インフラ構築のすすめ その6 最近起きた僕のケースについて

その5の続きです。前回の話では、最後の方ちょっと横道にズレましたね。。。この辺りは思うところが多いのでつい感情的になってしまいます。 しかしこうなってくると規約がらみの導入は上手くいかないのか?という事になりますが、そうしないように動く事も…

IT剣士流社内インフラ構築のすすめ その5 導入時に起こる不幸な出来事

先日、やっと導入に一番もめていた方が、前向きに検討する姿勢を見せてくれました。これで、僕の仕事は来週から更に加速する事が決定です。(汗)まぁ、早く使わないとせっかく買ったのにもったいないですからね。それでは、その5「導入時に起こる不幸な出…

IT剣士流社内インフラ構築のすすめ その4 どうやって周りを巻き込むのか?

冬の夜空って都会でもキレイですよね。寒いからなのかもしれませんが、星をみていると気持ちが少しすっきりします。と、冬の夜空の話はここまでで、その3の話の続きになります。前回は「システムを導入するのに皆で体験する事が大切」だと書きました。 今回…

IT剣士流社内インフラ構築のすすめ その3 しあわせなシステム作り?

その1とその2の続きになります。前回、自発的なケースと外的要因による導入のケースを紹介しました。実際、これで現場の方が喜ぶ事が多いのは前者のケースだと思います。何せ入れたくていれたのですから、上手くいけば念願のシステムを手に入れる事になりま…

IT剣士流社内インフラ構築のすすめ その2 システムを入れる時の要因について

今回は、使っている人達の不満となんでそんなにイケテナイシステムが出来上がってしまうのか? その理由の一因を紹介します。会社組織でシステムを導入する時、だいたい二つの要因が絡んで来ます。一つは単純に人手でやる作業を楽にする(予定の)システム。…

IT剣士流社内インフラ構築のすすめ その1 組織のシステム

普段仕事している時に「このシステム使いづらいな」とか「なんでこんな面倒なシステム使わないといけないんだろう」と社内システムを日々使っていると色々と不満点がでてくると思います。僕の本業ははこの辺りをちょびっと便利にして上げる事を生業としてい…

何を注意して学んできたか

僕専門学校行っている時はITエンジニアになりたいと思っていませんでした。元々はゲームを、しかもMMORPGですね。これをいつか作ってやるとおもって昔から学んできました。残念ながら、絵と音楽とシナリオは才能が無いと早々にあきらめましたが、プログラム…