斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

奉納演武

少し前の事になりますが、今月の初旬に三嶋大社にて武徳院のみんなで奉納演武をさせて頂く機会がありました。

三嶋大社の雰囲気や演武の舞台となる芸能殿も良く、すこし緊張しましたが問題もなく臨む事ができました。

ただ、当日現地に行くまで芸能殿がどのような場所か実際には見ていませんでしたので、多少の不安を残っており、別のことで紛らわす為に当日のお昼に何を食べるか調べてみたり、稽古の時の感覚を思い出すなどして緊張を解しておりました。

当日は今回の三島の地は初めて訪れる場所で心が浮き足立ちましたが、実際に現地につくと木に囲まれた芸能殿は心が落ち着くような環境でした。

舞台の上では稽古している時と見える景色が違いましたが、そこに気に留める事も無く淡々と演武はできたかと思います。

実際に舞台に上がって斬っているときより、その前の時間の方が色々妄想が働きましたが、舞台にたってしまってはおたおたしていても仕方ありませんので、その心ごとバッサリ斬ってしまったのが良かったのかもしれません。

演武が終わった後はいつも通りみんなで舞台の掃除をして皆で写真を撮って演武は終わりました。