IT剣士流エンジニアリングのすすめ 使い回ししよう。
昔の技術は今では通用しないかというと、そうでも無かったりします。
特にインフラ側はシェル組めれば結構楽が出来ますね。
今僕たちのやっている開発手法の基礎とか言語も20年以上前のものからバージョンアップさせて使い続けているものが多かったりしますからね。
サーバ用のプログラムだとsendmail、bind、apacheなどどれも10年以上たっても使われていますし、色々と新しい技術の話題に事欠かないので、見失いがちですが昔っからある考え方を使い回しが出来るものもあります。
なので、古い話をしていてもやりようによっては、今新しく出来ているプログラムと同じ仕組みをシェルだけで達成する事もできますからね。
例えば、プログラムやシステム側に何か発生した場合に特定の場所にログとして保管するように基本的になっています。
そのログの文字列から特定の文字が入っている行があれば、決められた処理をするという事は昔からできるので重宝しています。
結構古い時代だとsedとawkが有名どころでしょうか、さすがに僕もあまり使えませんがこれでシェルを組むと特定の文字だけ変更したり書き換えたりする事が簡単に行えます。
本当に良く利用するコマンドは結構決められていて、そのコマンドを覚えておけば結構色々なサーバ作業が自動化出来てしまったりするのですね。
あと、テキストで読める辞書ファイルがあれば、クロスワードパズルの答えを導きだすようなシェルもかけたりするのですね。
そういった単純作業を積み重ねて複雑な事を達成したりしています。
ここで、大切なのは「データの流れ」を把握する事だと思います。
言語はどうでもいいのですが、したい事を単純化してその構造がどうなっているのか?何処と繋がれば良いいかを意識します。
コンピューターが出来る事は簡単な演算です。
ただ、その単純な計算を異常な速度で実行できるからまるで魔法のような事が出来てしまうのですね。
ロジックを考える時は、この流れを意識して僕は考えています。
本当に欲しいものは何処に行くべきか押さえておかないと僕にとって便利でないものが出来上がってしまいますからね。
あとは、それが何度も使い回せるような形に作る事が出来れば、自分の作業がぐっと楽になります。
これを積み重ねていくと、インフラの人は普通の人では考えられないような効率をたたきだす事が出来るのですね。
なんでもそうですが積み重ねというのは本当に大事ですね。
今回はここまでです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。