斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

しあわせなシステム作り

前回の続きです。
エンジニアなので効率を求める事は悪いとは思いません。

ただ、そこに人間性が一切は入り込む余地がない場合、どうなるかという事は常に頭に入れておくべきだと思いますね。

とりあえず、世の中の出回っているサービスを見ていると、コピーしやすい仕事は既にプログラム化もしくは定型化されて普通に提供されていたりします。

最近そういうのが目に付き、そういうサービスを見ると誰でも本当にWebページを持つのに敷居が低くなったんだなと感じます。

まぁ、それで食い扶持が無くなっていくのも確かなんですけどね。

厳しい見方をすれば、その程度で食っていけなくなるくらいならエンジニア目指しちゃだめだと思います。

それはさておき、「仕合」わせなシステム作りというテーマについてになります。

少し言葉遊びになりますが、しあわせっていうのはイメージしてみると分かり易いかもしれませんが、一人でしあわせって中々成り立ちにくいと思うのですね。

少なくとも、僕は二人以上の人間が揃っていないとしあわせという状況を作る事は出来ないと思います。

仕合いは一人では成立しませんからね。

お互いが切磋琢磨して初めて仕合は成り立ちます。


そして、これは僕が考えそして作りたいと考えているシステムの話になりますが、人と人とを繋げそこから何かを生み出す事が出来るようなものが出来ないかなと毎日考えています。

もう少し外向きに発信していくモノでないと閉塞感が強くて息が詰まってしまうと思うんです。

特に、ある程度の規模を持つ企業で中途半端にシステム化したところは、どんどん苦しくなっていくでしょう。

どういった業種の人が関わっているかというのは黙っておきますが、Sierっていうのはきっとシステムを継続的導入させるためにあの手この手でどうにか契約を延長する奴らだという考えが最近さら強くなってきました。

無計画に外注やオフシェアしたところはツギハギだらけのシステムになってしまっている事でしょう。

それはさておき、これからはそういった動きの鈍い中途半端な企業を相手にしていても正直将来は明るくないような気がします。

少なくともそこにいる人間の表情がすこぶる気持ち悪い感じがするので、感覚を研ぎすましている人には分かると思いますが、そうはいっても家族がいると転職も出来ず、社畜の道をまっしぐらになるんでしょうね。

僕はその辺り気楽で一人身の利便性を活かして、色々な組織で勉強させて頂きました。

で、どこでも共通しているのは結局人と人との繋がりが一番重要で、肚におちていればしょぼいシステムでも何とかなってしまうのですね。

ただ、是をやってしまうと後世のシステム管理者は確実に禿げます。

ストレスでハゲまっしぐらですね。

本来、システムは人と人を繋ぐ為の動線の代わりでしかないのですが、システムに人を付帯する感じで設計してしまう企業が多いように感じます。

これでは、システム様をいつまでたっても崇めないといけないです。

こういった状況を打破するような仕組み作りをやる為に日夜設計中ではあります。

今、パートナーの子と考えているものも中々いい仕組みなので、その先の発展系で何か出来ないか考え中です。

今回はココまでです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。