斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

システムエンジニアってなぁに? 

そう言えば、システムエンジニアってどんな仕事ですか?って聞かれる事がたまにあります。

これについて僕なりの答えは、「人から職を奪う仕事」と答える時がありますね。

この回答をする場合はその人の職は僕によって奪われない人限定なんだけどね。

しかし、それは何でかというとシステムってなんで導入するか?っていう理由に繋がります。

基本的に、システムを入れ得るのは人手でやる作業を軽減する事が多いと思いますので、この人手でやる仕事がシステムが肩代わりしたらそれだけ人は要らなくなるという話です。

ちょっと前に超効率化社会という言葉を使いましたが、この社会がまさに人から職を奪った結果の社会ですね。

どんな職場かというと、「歩くのにも歩数や秒数を気にして、一つの作業でも秒単位で管理される」こんな状況です。

事業の効率化をする為にシステムを導入するわけだから、それの行き着く先っていうのはこんな社会です。

効率化出来るものの一つに人の動線があるのです。

AからBに行くまでのルートを10秒から5秒に縮めれば、単純に作業効率が倍になりますよね。

マクドナルドが実際にやっているような事ですね。

フランチャイズのファーストフード店とか、言い方悪いですが食事をしていても養豚場の豚になった気分になるのはこの効率重視のやり方の性だと僕は感じます。

実際にバイトで働いていた時も、お客様への意識は数が多すぎて必ず「客をいかに効率よく捌くか」という事を考える状況に立たされます。

まぁ、こうなってくると僕はその考え方がいやなのでバイトを辞めるのですが、この事はどの会社も必ずやろうとするところだったりします。

企業のKPIとかBSCなどがこの考え方に当たりますね。

これを計測するのは収益や利益を上げる為にやるので経営側としては当然だと思います。

ただし、利益って誰の為の利益なのか、計測する時に振り返ってほしいものですね。

数字しか追わなくなった経営者って結構お粗末な末路を追っているように思えます。

本当に見るべきところに目を届かせないと、その現場に働く人は不幸でしかなくなるのですが、そこは分からないのですかね?

ちょっと今日は愚痴っぽくなってしまいました。

次回は気を取り直して、仕合わせ(誤字じゃないよ!)というテーマで僕なりの解釈を記事にしたいと思います。

今回はココまでです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。