斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

IT剣士流の仕事術 その1 

最近電車に乗っていると電車広告の中に稼ぐ系の書籍の宣伝が大々的に掲載されているものを見かける。

別に言うのはかまわないのだが、目につくところにあると目障りなのでとっとと取り外してくれないかなと思っている。

それはさておき、なんでこうもお金を「稼ぐ」という話は人を惹きつけるのですかね。

今の生活に閉塞感を感じているからなんでしょうか?

何となく宝くじとか当たれば、夢のような生活が待っていると思い込んでしまう人が多いような気がします。
お金が折角手に入っても、しばらくすると大金が無くなっていたり、むしろマイナスになってしまうというケースもありますからね。

大体のモノは手に入るから、勘違いしてしまうのはわかるのですが、どんな力も使い方次第なんだけどなと感じます。

逆に、方向性が定まっている人って「お金に困る」というケースにあまり巡りあわない気がするんですよね。

僕の場合は、困るほど稼げないという体験をあまりしてこなかったというのもありますが、高額なナポレオンヒルの教材を購入していてもそれなりに生活出来るようにさせましたからね。

その時は教材が約300万の買い物で月平均で5万/5年のローンを払っていました。
その他に色々とお金がかかっていたのでそれなりに大変でしたが、普通に乗り切っていたなと思います。

今その頃の状況を振り返ると以下のような感じかな?

大体月収が手取りで30万だったから
家賃  5万
交通費 1万5千
ネットや光熱費 1万
食費  6万
ローン 約6万

くらいのざっくりとした感覚で、自分の月々の生活に必ず出費している内容を頭に畳み込んで、毎日生活するようにしていたな。

たぶん、目標設定の大切さていうのは良く言われるけど、それ同じ位重要な事は毎日の振り返りではないかなと思います。
実際に、僕は社会人になってからどんな会社も最長で1年で辞めて、次の会社に移るようにしていました。

これは2つの理由で
 ・毎年スキルセットの見直しをする。
 ・自分で自分の仕事に対して賃金アップさせる。

といった事を考えていました。

一つ目のスキルセットの見直しは、「トレンドに左右されない技術の身につけ方」というコンセプトで考えていたので、結果的にインフラ周りが中心になってしまいましたね。

これは、強力な財産になっています。

今の僕の仕事を支えているのは、この時考えていたスキルセットの考え方で、ざっくりというと「広く浅く所々深く」と考えています。

また、技術を得る時に他人からどのように評価されるかは気にしておらず、「どうしたいか?どうしていくか?」ていう自分を主体とした考えを持つ事を大事にしました。

やりたい事を仕事にしていくのだから、他人の言う事が主体になっては永遠に到達出来ないですからね。

目標設定とか抱負とかなんでも良いのですが、立てる時は必ず「自分がこうしたい」という強い意志を持つ事をお勧めします。

今回はココまでです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。