斬る心

居合道を通じて学んだ事を日々実践し時代の変化によって色褪せない技術を磨くI.T.系技術屋の記録

我を捨てる

前回の稽古の時に意識的に満足出来る一閃を放つことができた。

この瞬間は物事を考えておらず、とても思考が無垢な状態であることを感じた。
肚で呼吸する事だけ意識し、それ以外の物事には気を留めていない状態です。


この辺り、入会した当初から比べれば、ずいぶんと己の中で変化したと感じます。

以前であれば、巧い、拙いで判断しその感覚を元に今度はこうやろう、ああやろうと考えていたものですが、
この時は、ただ呼吸の位置を低くし丹力を練る事だけ意識下に置くだけ。

それが功をそうしたのかもしれません。

日々鍛錬です。